2023年度せんだいダンスプロジェクト おどりラボ

踊らないダンスワークショップ3

~踊らずに踊ったような気になってダンスと関係を持ってみる~


このダンスワークショップは踊りません。
タイトルにある通り、踊ったような気になるだけで良いのです。

「ダンスに興味はあるけれど、自分が踊るのはちょっと…」というアナタ。
「ダンスをやっているけれど、何か新しい挑戦がしたい…」というアナタ。
そんな人たちが集まって、ダンスとの向き合い方を見つけてみよう!という企画です。

独自の視点で身体に向き合うダンサー・深谷正子氏の踊りを目の前で体感し、
〈土〉〈花〉という異なるメディアを通じて、ダンスへのアプローチを探ります。






日程 2024年2月17日(土)~18日(日)〈全2回〉

  • 〈土〉編  

2月17日(土)11:00~16:00 講師=吉田愛美/飯名尚人

踊るひとの身体・佇まい・踊りを観察し、感じとったものを粘土に表します。
そこに残されたもの、その在りさまをお互いに観察し、考察と対話を試みます。

  • 〈花〉編  

2月18日(日)11:00~16:00 講師=深谷正子/飯名尚人

台原森林公園に落ち葉や枝を拾いに出かけます。
拾い集めたものを何かに見立てて「場」を作り、そこにどう存在するのか― 空間と身体の関係を探っていきます。


会場
日立システムズホール仙台2階交流ホール/台原森林公園(予定)

 仙台市青葉区旭ケ丘3-27-5(仙台市青年文化センター)/仙台市地下鉄南北線「旭ヶ丘駅」すぐ

こんな方におすすめします

-舞台・映画・美術・文学その他、芸術活動に関わる方や興味のある方
-ダンスを観るのは好きだけれど、踊るのはちょっと抵抗があるという方
-ダンスと仲良くなりたい方/ダンスなんて全然わからないという方
-物事をよく観察することが好きな方/苦手な方


対象
12歳から95歳までの方

※未成年者は、参加について保護者の同意が必要です。

定員
各回16名

※応募多数の場合は書類選考。2日間受講する方を優先いたします。

参加費
①〈土編〉と②〈花編〉のセットで4,000円

※単発受講の場合は、各2,500円。


申込方法 
郵便・FAX・Eメールのいずれかで、
表書きまたは件名に「おどりラボ応募」と明記し、
以下の項目を書いてお申込みください。

(1)受講を希望する講座
(【A】①②セット受講 【B】①〈土編〉のみ 【C】②〈花編〉のみ)
(2)氏名 (3)住所 (4)電話番号 (5)年齢 
(6)参加したい理由 (7)普段やっている活動(あれば) 


申込先 
公益財団法人仙台市市民文化事業団 舞台芸術振興課 事業推進係

〔郵送先〕〒981-0904 仙台市青葉区旭ケ丘3-27-5 日立システムズホール仙台内 
〔FAX〕 022-727-1874
〔Eメール〕info@sendaicf.jp 
*このメールアドレスから受信できるよう設定をお願いします。


応募締切 2024年1月17日(水)必着

お問い合わせ先
公益財団法人仙台市市民文化事業団 舞台芸術振興課 事業推進係

TEL 022-301-7405 (平日9:00~17:00)

講師  

Photo by Jun Abe

飯名尚人(いいな なおと) 全体監修/講師  

映像作家・演出家・ドラマトゥルク・映像セノグラファー・プロデューサー。
Dance and Media Japan主宰、国際ダンス映画祭プロデューサー。東京造形大学准教授、座・高円寺劇場創造アカデミー講師。オンライン舞踏番組「Re-Butoooh(リ・ブトー)」編集長(NPO法人ダンスアーカイヴ構想)。映像・身体・言葉を用いてジャンル横断的作品を手掛ける。2021年より舞踏家・今貂子と共同作品「おんなのぼくしさん」を開始し、2024年3月に公演予定。


吉田愛美(よしだ あみ) 〈土編〉講師                                                                             

1994年 宮城県出身
2017年 東北芸術工科大学 彫刻コース卒業
2023年〜同大学 非常勤講師
2011年から一貫して人体像制作を行っており、現在は地元塩竃市にアトリエを構え、新たな人体像の表現を開拓しようと日々制作を続けている。
近年まで追求してきた自身の理想とする人体像の表現から離れ、最近はモデル一人一人の美しさにじっくりと向き合った肖像彫刻に取り組んでいる。

写真:玉内公一

深谷正子(ふかや まさこ) 踊るひと/〈花編〉講師  

1947年東京大森生まれ
1970年藤井 公・利子主催の東京創作舞踊団にて活動を始める
2001年よりダンスの犬 ALL IS FULLを立ち上げ現在に至る
ソロ活動とカンパニー公演、振付、演出を同時進行している
日常動作からダンスへ至る間に光を当て動体証明を続けている
主な作品:『宙吊りというサスペンス バンクアート版』『平らな場所なんて何処にもない』(d倉庫)
『酸素濃度を計る』(テルプシコール)『棘を呑む』深谷ソロ 俳優座



主催=仙台市青年文化センター(公益財団法人仙台市市民文化事業団)・仙台市
共催=からだとメディア研究室(千葉里佳 伊藤み弥)
全体監修=飯名尚人
宣伝写真=玉内公一 モデル=深谷正子 デザイン=高橋功二         
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

おどりラボとは?…〈身体〉と〈身体表現〉の豊かさを発見するための、さまざまなアプローチを試みる実験室です。