「仮面をつくる/植物をまとう」ワークショップ
エチオピアのムルシ族とスルマ族のボディ・ペインティングから想を得て、
植物たちの力を借りて「仮面」をつくり、その仮面をつけて、
本能の赴くままに動いてみようという企画です。
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ムルシ族とスルマ族の写真集を眺めていたら、こんなことが書いてありました。
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「身体は持ち物」であり「無限のワードローブ」だということ。
もともとは日よけのために土や絵の具を身体に塗って植物を身に着けていたのが、いつしか身体を飾る楽しみになっていったというこの民族は、身体について日本に住む私の感覚とはずいぶん違うとらえ方をしていることがわかりました。
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その背景のひとつには、彼らは遊牧生活をする民族であり、多くのものを所有するのではなく、その場その場に捨て去り移動する心構えを持っていることがあります。自然の中に棲み、見つけた植物などをほとんど考える時間も持たずに、ものすごい速さで本能的に身に着けてみる。
彼らの生活圏にはつい最近まで鏡がなく、自分の姿は他者の反応でしか知ることができないのですが、この行動に彼らは誇りをもち、とても重要なことだという認識があるのだそうです。
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このコロナ禍では今までの生活上の行動にさまざまな制限を設定しなくてはならなくなりました。いろいろ我慢を強いられる日常からちょっと離れて、息抜きしたいと思うのです。そう、「本能」の赴くままに―
アンテナが反応した方はぜひ一緒に仮面を作り、植物をまとい、戯れてみませんか。
(から研手芸部長さとう)
【日時と場所】
①2020年11月29日(日)10:00~16:00
西公園(植物採取)・青葉区中央市民センター(仮面創作)
②2020年12月 6 日(日)10:00~13:00
青葉区中央市民センター(動きの探求/発表)
*新型コロナウイルス感染症の状況で、開催時期を延期する場合があります。
*少雨決行。悪天候が予想される場合、前日に参加者へお知らせします。
【対象】
・植物の採取と工作の作業(予め準備した仮面のベースに装飾する)が可能な方
・出来上がった仮面をつけて動きます。ダンス経験は不問です。
※今回は仙台市の感染症対策ガイドラインに準じ、対象は宮城県内にお住まいの方に
限定いたします。
【参加費】
500円
【定員】
12名*予約制(先着順)
【申込方法】メールでお申し込みください。
[件名]仮面WS申し込み
[本文]①氏名 ②電話番号 ③参加を希望した理由 をお書きください。
[宛先]からだとメディア研究室 sendai_odorini2★yahoo.co.jp
*★をアットマークに換えてください
*お申し込みから3日以内に返信します。もし返信がない場合は
090-3757‐2548(ちば)までご連絡ください。
【申込締切】
2020年11月20日(金)24時まで
※どちらか1日のみのご参加希望の方も、お気軽にお問い合わせください。