2021年度せんだいダンスプロジェクト おどりラボ#1


踊らないダンスワークショップ
~踊らずに踊ったような気になってダンスと関係を持ってみる~

このダンスワークショップは踊りません。
タイトルにある通り、踊ったような気になるだけで良いのです。

「ダンスに興味はあるけれど、自分が踊るのはちょっと…」というアナタ。
「ダンスをやっているけれど、何か新しい挑戦がしたい…」というアナタ。
そんな人たちが集まって、自分らしいダンスとの関係を見つけてみようという企画です。

第一線で活躍する舞踏家・今 貂子さんの踊りを目の前で体感し、
〈素描/ドローイング〉〈ことば〉〈映像〉という3つのメディアを通じて、
ダンスへのアプローチを探ります。



おどりラボとは?…〈身体〉と〈身体表現〉の豊かさを発見するための、さまざまなアプローチを試みる実験室です。

日程 2022212()13()〈全3回〉

2月12日(土)
①「描く編」13:0015:00 講師=木村良

ダンサーの動きから受けた印象や湧いてきた感覚を自由にドローイングします。じっくり正確に描くデッサンとは違い、即興的にすばやく描くドローイングには描く人の個性が表れます。それは〈もう一つのダンス〉と言えるのかもしれません。

②「語る編」16:0018:00 講師=飯名尚人

ダンスを観て感じたことや見えてきたものは人それぞれ違うはず。それを言葉に置き換えながら、〈自分の記憶とつなげること〉〈他者に問うこと〉をポイントに、単なる雑談を超えた〈語り合い〉を目指します。

2月13日(日)
③「撮る編」10:0015:30 講師=飯名尚人

ダンスを〈自分の視点でどう切り取るか〉、ダンスの中に〈自分は何を見たのか〉――自分で撮った映像や写真をもとに話し合います。※三脚とビデオカメラかデジタルカメラをご持参ください。(カメラがない場合はズーム機能のあるスマートフォンも可)

会場
日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)3階エッグホール

仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5/仙台市地下鉄南北線旭ヶ丘駅すぐ


こんな方におすすめします

-舞台・映画・美術・文学その他、芸術活動に関わる方や興味のある方
-ダンスを観るのは好きだけれど、踊るのはちょっと抵抗があるという方
-ダンスともっと仲良くなりたい方/ダンスなんて全然わからないという方
-物事をよく観察することが好きな方/苦手な方

対象 12歳から85歳までの方/15名程度

※未成年者は参加について保護者の同意が必要です。
※応募多数の場合は書類選考、①~③を連続受講する方を優先いたします。



参加費 3回講座セット 3,000円

※単発受講の場合は①1,500円(スケッチブック付)、②③は各回1,000円。


申込方法 

郵便・FAX・Eメールのいずれかで

表書きまたは件名に「おどりラボ応募」と明記し、以下の項目を書いてお申込みください。
①氏名 ②住所 ③電話番号 ④年齢 ⑤参加したい理由 ⑥普段やっている活動(あれば)⑦未成年者は保護者の署名

◆単発受講をご希望の方は「①描く編」 「②語る編」 「③撮る編」のどれに参加したいかをお知らせください。
※なお、選考にあたっては3講座連続受講の方を優先します。ご了承ください。

申込先 

公益財団法人仙台市市民文化事業団 舞台芸術振興課 事業推進係
〔郵送先〕〒981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘3丁目27-5 日立システムズホール仙台内 
〔FAX〕 022-727-1874 〔E-mail〕info@sendaicf.jp 
*このメールアドレスが受信できるよう設定をお願いします。

応募締切 2022年1月18日(火)必着

お問い合わせ
公益財団法人仙台市市民文化事業団 舞台芸術振興課 事業推進係
TEL 022-301-7405 (平日9:00~17:00)


講師紹介

飯名尚人(いいな なおと) 

全体監修/「②語る編」「③撮る編」講師
映像作家・演出家・ドラマトゥルク・映像セノグラファー・プロデューサー。Dance and Media Japan主宰、国際ダンス映画祭主宰。東京造形大学准教授、座・高円寺劇場創造アカデミー講師。映像・身体・言葉を用いてジャンル横断的作品を手掛ける。オンライン舞踏番組「Re-Butoooh(リ・ブトー)」(NPO法人ダンスアーカイヴ構想)では演出・構成・撮影・編集を担当。2021年より舞踏家・今貂子とのコラボレーションを開始。


木村 良(きむら りょう)

「①描く編」講師
宮城県石巻市生まれ、仙台市在住。グラフィックデザイナー、美大生を経て現在は絵画制作を主体に非常勤講師やフリーランスとして活動。青木繁記念大賞展入賞、FACE展、上野の森美術館大賞展入選。その他個展やグループ展も多数。日々の生活で感じたことや身の回りのことをテーマに、スタイルにこだわらない自由な画面構成や多様な試みで、絵画ならではの世界を追求している。


今 貂子 (いま てんこ)

踊るひと
舞踏家・振付家。今貂子舞踏研究所代表。1980年~94年白虎社に参加。2000年舞踏カンパニー倚羅座結成。2016年KYOTO舞踏館「秘色」ロングラン上演開始。20年「金剛石-Diamond-」公演で令和2年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。芸能の源流にみられる魂ふり(命の活性化)の力に支えられたアバンギャルドな舞踏の追求を通じ独自の境地を開拓する。

主催=仙台市青年文化センター(公益財団法人仙台市市民文化事業団)・仙台市|
共催=からだとメディア研究室(千葉里佳 伊藤み弥)|
助成= 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会|
おもて面写真=飯名尚人|デザイン=佐々木一美



新型コロナウイルス感染症に関するお願い
■新型コロナウイルス感染症の流行状況により、やむを得ず内容を変更、もしくは中止とする場合がございます。■講師・スタッフはマスク着用、手洗いの励行、及び検温等の体調管理を行います。■会場内の換気、手が触れる場所の消毒など、感染リスク低減のための取り組みを行います。■その他、参加される方への協力依頼事項については、別途事前に連絡いたします。